こどもの睡眠不足
こどもの睡眠不足
こどもの睡眠不足は世界共通の問題ですが、スマホやゲームが特に発達し、夜ふかしの文化がある日本人の子どもは、世界中の子どもに比べて寝不足である割合が高いです。
1日の40〜50%を占める睡眠は、ただ脳を休めているだけではありません。60億個ある脳細胞と脳細胞をつなげるシナプスを形成したり、記憶を強化して定着させたりします。また、日中にたまった老廃物を除去するなど、健康な脳の発達には十分な睡眠は欠かせません。
睡眠不足がおよぼす影響は下記のとおりです。
小学生や中学生
- 学習意欲の低下
- 記憶力と集中力の低下
- とても疲れやすくなる
- 日々の不安感が強くなる
- 元気がなく、うつ傾向になる
- 風邪を引きやすくなる(免疫機能の低下)
乳幼児
- かんしゃくをしょっちゅう起こす。
- あまり笑わなくなる。(情緒不安定)
- 朝から泣いている(感情不安定)
- 体重が増えない(体重増加不良)
- ミルクを欲しがらない(哺乳不良)
これら全ての症状が睡眠障害と関連しています。
睡眠障害と関連する子どもの病気には以下のものがあります。